もどっていいよ 強がりじゃない あいつのところへさ
おいらはいいよ なぐさめ 役 で 通 した 恋 だった
別れたばかりの 重い荷物を しょったおまえを
駆け足で引きずり 連れ出そうとしたおいら
力まかせに愛したけれども 影は消えず
この 恋 おいらのからまわり
寒がらないで 帰っていゆけよ 裸身のまんまで
きっとあいつも おまえのこと 待ってるはずだから
おいらはいつでも おまえの前では 陽気に振舞い
おまえが笑えば それで満足していた
おいらの心で 傷が癒えればと思っていたが
この 恋 おいらのからまわり
おいらはいいよ 傷はそんなに 深くはないから
おまえがおいら いたわることが なおさらみじめにさせる
別れたばかりの 重い荷物を しょったおまえを
駆け足でひきずり 連れ出そうとしたおいら
力まかせに愛したけれども 影は消えず
この 恋 おいらのからまわり